宇宙舟歌
2024-04-28


□宇宙舟歌(R・A・ラファティ/柳下毅一郎(訳) 2005)

 ほら話SFの大家ラファティの初期長編とあって読んでみたが、昔「SFマガジン」で慣れ親しんだ痛快な馬鹿話とは少し違う、どこかバロウズにも通ずるサイケな叙事詩であった。痕跡はあってなきがごとしであるが、一応ホメロスの「オデッセイア」を下敷きにしているらしい、映画「2001年宇宙の旅」と兄弟みたいなもんかも。


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