□太陽の棘(原田マハ 2014)
米軍占領下の沖縄で出会った、米軍医師と地元の芸術家コミュニティ「ニシムイ・アート・ヴィレッジ」の画家たちとの交流を描いたアート・フィクション(AF).
そうか、そういうこともあったのだなあと感心した。
本書の表紙カバーには、主人公の一人、タイラ(実在の玉那覇正吉画伯)が描いたもう一人の主人公エド(実在のスタンレー・スタインバーグ博士)の肖像画が採用されており、この物語が史実に基づいていることを証している。偶然だが、この顔、今のウクライナのゼレンスキー大統領と似ている。
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