□フォークソング−されどわれらが日々(週間文春編 2008)
全共闘世代というか団塊の世代というか、ようするに今の高齢者にとっての懐メロを作って唄った人たちへのインタビューをまとめた本。
収録されているのは、次の13組15人。
南こうせつ、りりィ、NSP、三上 寛、山崎ハコ、ビリー・バンバン、なぎら健壱、
高石ともや、カルメン・マキ、シモンズ、西岡たかし、友川かずき、小室 等
サブタイトルに「されど・・・」とあるので回顧的な敗戦報告みたいだが、南こうせつのようにミュージシャンとして大成功した人もいれば、なぎら健壱のように歳とって顔が、これも同じく歳とった永ちゃんと似てきた人もいる。つまり、フォークと言っても、当たり前だが色々あるのだが、この本では、カバー写真のように、社会派フォークの人により熱く共感しているようだ。
さて、この懐かしの方々の中で、僕が生演奏を聴いたことがあるのは、はるか昔に下北沢の野外フェスで、チャーのギターをバックに熱唱したカルメン・マキと、数年前に近所のお寺のコンサートで娘とデュオで歌ってた小室 等だけだなあ。
光陰矢の如し。
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