□ルーブルのガラスの三角錐だけ見て帰る。
バスで国境を越えてフランス・バスクに入った。EU圏内なのでパスポートを見せる必要もない。単にインターを出るだけだった。シャトーという名の、ビーバーの棲む池まである石造りの旅籠に泊まった。
唐辛子で有名な村を訪ね、フランス一美しい村というアイオアのオーベルジュで羊の塩焼きを食べた。今回の旅で一番旨いディナーだった。翌日の昼は、地元のレストランでガルビュールという煮込み料理を食べた。これも美味かった。
パリに入ると真夏のように暑かった。涼を求め、エッフェル塔を見ながら、夜のセーヌ川を下った。モネの美術館で蓮池の連作を鑑賞した。ルーブルにも出かけたが、今や予約なしでは入れなかったので、ダン・ブラウンがガラスの数666枚と嘘を書いたピラミッドだけ見て帰った。
宮殿のように豪奢な駅ナカレストランで最後の食事を楽しみ、デパートで土産を買って、飛行機に乗って帰った。
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