ラスコー展
2016-12-17


□大昔の猟人たちの壁画

 巨大鯨のオブジェで有名な上野の森の博物館で、ラスコーの洞窟壁画の、最新技術を駆使して作られたレプリカを見せる展覧会があったので行ってきた。
 実物の洞窟をレーザー測量で精密に計測し、その凸凹までを忠実に再現した岩肌に描かれた復元図を、日本で手軽に観賞出来たのは大きな収穫であった。実は、フランスに行っても、本物の洞窟は密閉保管されているので、見ることができるのは、再現壁画だけなのである。
 しかし、ラスコー展にも増して、迫力だったのは、常設館に展示されている450匹の野生動物の剥製群であった。日系富豪が自らのコレクションを寄付したものという。


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